ぜべるのハーレーライフ!

ハーレーダビッドソン FLTRX ロードグライドに乗ってる人です。カスタム、整備、ツーリングなど投稿します。Twitterで最新記事の投稿時は更新します。#ハーレー #FLTRX #ロードグライド #HarleyDavidson

チョイ整備した

こんにちは!

 

昨日、クビ宣告された人です!

(弁護士に相談中)

 

さてさて、九州から帰ってきてから…

フラフラと近所を走り続けて、メンテナンスをサボってる気がしたので、チョイ整備!

 

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これ!チェーンの張り調整です!

 

実は5日前にも少し触っていたのですが、どんぶり張り具合にして、夜ラーメンツーリング行ってきて、やはり少々張り過ぎたので、やり直しです。

(バイクはまたがると、1Gかかり、チェーンが張ってしまうので、緩めにするのが難しい。特に1人整備の場合には)

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まずは、アスクルナットを確認

EX-4には、割りピン(主に緩み止め)がついていて、これを引っこ抜いてから作業になります。

 

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地道(^_^;;)

 

割りピン脱いたら、工具を!

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アスクルナット側は24mmのナットで固定されています。私はバイクを乗り換える度に、アスクルナット用のメガネスパナを買います。

 

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次いでアスクルシャフトの頭は17mm

 

そして、ヨイショオオ!

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リアはセンタースタンドで

上げてから緩めてます(^_^;;)

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そして、本題のチェーン調整に。

 

スイングアームの端のところには、ナットが2つあり、外側は緩み止めナットで、内側は張り具合調整ナット…と私は決めてる。

上の写真では外側の12mmを緩めてます。

 

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続いて内側、14mm

 

精密な調整をしたい方は、各々のサイズのメガネレンチを2セット揃えると良いかと。

 

今回は、『張る』のでなく、『緩める』必要があるので…どうするかって?

 

キック、キック!

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巻き戻しは、45°戻し→15°戻しで

ざっと良い感じに。

 

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なんかアスクルナット側ずれてんね(^_^;;)

 

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ちょいと時系列ズレますが、キッチリ合わせました。

 

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次にチェーンを、どこで合わせるか。

上の写真では、チェーンを回しながら、1番緩いところの写真。

 

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こちらはチェーンを回しながら、1番硬いところの写真。

 

合わせるのは、前者の緩んでる方です。

大体3〜4cmくらいですかね(^_^;;)

4cmほどあれば、跨っても、1G掛かった状態でも、問題ないと思います。

 

僕の4cmも腐るほど練習させられたので、感覚で4cmを決めてますけど(^_^;;)

 

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逆の手順で、アスクルシャフトを規定トルクで締め付けて、割りピンを戻して終わり!

 

大体8〜10kg・nだったかなぁ。

 

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続いては、チェーンの調整が終わり、回してる最中に、手が凄く汚れたので、Fスプロケのカバーを開けてみます。

 

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さぁ、ご対面!

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うぇええッ!

 

まるで、20年くらい倉庫に放置されて、引き上げたバイクみたいな汚れ具合!

 

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ペーパーでぬぐって、パーツクリーナーで清掃!

このFスプロケの根本はゴムシールなので、パークリがあまり掛からない様に気をつけます。

 

こりゃ、チェーン汚くなるわ(^_^;;)

 

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番外編

 

クラッチワイヤーの注油

(忙しい人向け?)

 

用意するのは、一般にオイルスプレーと呼ばれるモノかな?

 

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オススメは、パパココーポレーションより売られている『スーパーZOILスプレー』写真のです。

2千円するけど、6年目にして、やっと使いきれそう(^_^;;)買っといて損は無いと思う。

 

このZOILスプレーの特徴は、エンジンオイルの添加剤と同じく、金属表面改善なんちゃらが入っていて、エンジンオイルに入れると、ピストンとシリンダーの間に作用して、圧縮比の向上、トータルして、エンジンの延命になる(ずっといれ続けないと効果は続かない)

チェーンにも注油できるそうな(チェーン用のZOILもありますが)

 

これを、クラッチホルダーの調整ネジを、上向きにして、プシューっとやります。

 

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ブシューっとしたら、クラッチレバーを10回握って、ブシューっと…繰り返して、クラッチケーブル内にオイルスプレーの成分が入ってくようにします。

あっ下にウエスは忘れずに、絶対にタレます(^_^;;)

 

本来であれば、クラッチ本体側のカバー上に出口があり、オイルが出てこればOKです。

 

乗ってりゃ落ちてくんで、僕は気にせん!

この方法は自己責任で!

 

本当のクラッチケーブル注油の手順としては、

クラッチケーブル(ハンドル側)から、レバーの作用点根本にあるタイコを外して、

『ワイヤーインジェクター』を使って注油します。

この方法ならほとんど垂れずに、確実に流し込めます。ってコレが本来のやり方じゃい!

 

で注油終わったら、タイコにもモリブデングリス(僕はZOILグリス)を塗って、ヒマがあれば、クラッチレバーを止めてるボルトとスペーサーも外して、グリスアップすると、操作性が元スペックになって、本来の動きに満足できるはず。

 

以上、チョイ整備でした!